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2018年1月17日

バドミントンの実業団連盟登録と社会人連盟登録の違いは?

皆様こんにちは!
大阪のバドミントン実業団チームSSDS、代表の田中です。

 

前回はバドミントンの実業団選手のなり方に焦点を当てて書かせて頂きました。
今回はよく聞かれる内容として実業団と社会人は違うの?ということについて。
最後までお付き合い頂ければと思います。

 

実業団と社会人の違いは?

結論から申しますと実業団と社会人というのは違います。
実業団も社会人も広いくくりでは同じ社会人ではあるのですが、登録の形態が違うという事です。

 

実業団には実業団連盟、社会人には社会人連盟があります。
それぞれ独立した連盟になり、掛け持ちで登録することはできません。
例えばA社という企業があったとし、そのA社には実業団チームがあったとします。
仮にIさんという人がA社に入社し、そこの実業団チームに入るのも大丈夫ですし、違う社会人チームに入るのも自由なのです。
ただし日本リーグに所属しているチームなど、例外的に自分の意思で実業団チームに所属できない場合もあります。
またIさんは実業団チームと社会人チームの掛け持ちはできない為、登録するにあたっては必然的にどちらかを選ばなくてはいけなくなります。

色んなバドミントン連盟がある

また他にも連盟の主なものとして日本小学生連盟、日本中学生連盟(中体連)、全国高校体育連盟(高体連)、全日本学生バドミントン連盟(学連)、日本レディースバドミントン連盟などがあります。
それぞれの年代、学年、属性毎に連盟に登録し、連盟を介して大阪府バドミントン協会に登録するのです。
これらの連盟は上記の通り掛け持ちをすることができません。
ただし、中体連、高体連、学連は学生でないと登録ができないので、大きくは【実業団連盟】、【社会人連盟】、【学生関連の連盟】に複数同時登録は不可ということですね。

 

連盟にはそれぞれの主催の個人戦の大会があります。
インターハイ、インカレ、全中、全小がこれにあたる大会になります。
ただし実業団連盟には全日本実業団選手権という団体戦形式の大会がありますが、実業団のみの個人戦の大会はありません。
ですので個人戦に関しては全日本社会人大会というものがあり、この大会は実業団連盟登録選手、社会人連盟登録選手がそれぞれ同じ大会に出場することになります。

 

社会人連盟は原則として学生関連登録や実業団登録してなければ登録が可能です。
条件を満たせば誰でも所属できるという意味では一番間口の広い連盟と言えるでしょう。
また所属する人も実業団を引退した選手、学生時代にならして実業団に行かなかった選手、社会人として経験を積み上手くなった選手など沢山の名プレーヤがいます。
大阪の社会人リーグは2018年現在、男子は25部制、女子13部制となっており、社会人所属選手数も全国でも有数のレベルです。
公式ホームページもあるので興味のある方は是非覗いてみては如何でしょうか?
もしかしたら知っている選手がいるかもしれませんよ^^

 

→大阪府社会人クラブバドミントン連盟のホームページはこちらから