2018年2月7日
バドミントンラケットの進化と、リーニンが発売しているラケットの真価は?
皆さんこんにちは!
大阪の実業団バドミントンチームSSDSの田中です。
突然ですがみなさんはバドミントンのどのメーカーが好きですか?
ヨネックスやゴーセン、ミズノ等の国内発のメーカーをはじめ、ビクターやブラックナイト、ウィルソンやバボラ等の海外発のメーカーも沢山日本で商品を販売しています。
どのメーカーも年々ラケットやシューズ等を改良し、大変良い商品を我々エンドユーザーに提供してくれています。
ラケットの一番の進化はアイソメトリック形状
私が中学生の時にバドミントンをはじめた時と同じくして発売されたのが、ヨネックスのアイソメトリックシリーズ。
恐らく今の20代後半以降のバドミントンプレーヤー達は非常にお世話になったのではないでしょうか?
その奇異な特徴がアイソメトリック形状。
今の人達はあまりアイソメトリック形状について意識していないと思いますが、アイソメトリック形状はラケットのトップの部分を平らにして、フレーム形状を擬似的にスクエア状(四角)に変形させたものです。
このアイソメトリック形状によってスイートスポットを広げて、打ちやすくするというものです。
当時それまでのラケットは軒並み『たまご型』のものが主流であり、アイソメトリック形状が隆盛の今でもファンがいる形状でした。
私が私がバドミントンを始めた当初のラケットの印象は【もろい!】というものでした。
アイソメトリック形状にしたしわ寄せは強度の低下とも言われ、何しかすぐに割れる折れるで泣く泣く交換や買い替えをしたものです。
それから20数年…
月日は流れ、ラケットの進化は毎年のように改良され、以前ほど強度について言及されることは少なくなりました。(今始めた子達はやっぱり折れやすいと思うのかな?)
リーニンのラケットは強度がすごく高い!
現在我々が契約しているメーカーはリーニンです。
リーニンと言えば林丹をはじめとする最強中国ナショナルチームが使用するメーカーということでも知られていますね。
既にリーニンと契約して2年と少し経とうとしていますが、なんといっても『ラケットが折れない!』ということにはビックリしています。
厳密に言えば1本は折れましたが、それは本契約前からテストで少し使っていた分なので実際には3年弱使っての疲労折れだと思います。
ガットのテンションも常に30ポンドオーバーで張ることも多いので、逆に良く持ってくれたな…という感想です。
私が個人で使っているのはBREAK-FREE N90-IIIというラケットです。
シャフトが硬くてヘッドも重たい、というまさにヘビー級ラケットですが、ハードヒッターやあまりラケットを振り回さずに瞬間インパクトで捉える人にはおすすめのラケットです。
このラケットも例に漏れずアイソメトリック形状ですが、強度面では全く問題を感じることはありませんでした。
リーニンのラケットはどちらかと言えば硬くて重い系のラケットなので、人を選んでしまうところはありますがハマればかなりの力になってくれると思います。
良かったら是非使ってみてくださいね!